珍來の取り組み

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東日本大震災被災地
らーめん・餃子でボランティア 感想

被災地へ、炊き出しのボランティアに行ってきました。
7月20日は気仙沼へ、27日は南三陸町の避難所の皆さんのところへ、らーめんと餃子を持って炊き出しに行ってきました。
また、27日に宮城県庁を訪問して、店頭募金で集まったお金を副知事に「被災孤児の救済のために使ってください」と、手渡ししてきました。

ボランティアとして参加した、スーパーバイザー・児玉一寿の感想です。

皆さんの笑顔に接して、逆に元気をもらいました。

● 不安を背に出発
 自分で希望して参加しました。しかし3月11日から日にちがたっていることや、復興が進んでいるニュースも多かったので、今さら行ってもなどと不安も多くありました。また、行きたいと言ったことは本心だったのか、偽善ではないかと悩み考える日もありました。その気持ちは現場に着くまで消えませんでした。

● 来て良かった!!
 しかし、現場についてすぐに不安や悩みはどこかに行きました。そして来て良かったと思い、調理の間中ずっと、その気持ちは大きくなっていきました。

「どこから来たの?」「埼玉って遠い所からありがとうねぇ」「気をつけて帰るんだよ」と本当に大変なのは現地の方達なのにたくさん心配をしてもらいました。待ってもらっている間も笑顔で話しかけてくれたり、「美味しかった」とたくさんの方が言ってくれました。
「最近は慰問の人達が少ないからとても嬉しい」「汁物は本当にありがたい」と喜んでもらえ、逆に今が良かったんだと感じました。

● そして撤収の時間
 夜も8時ぐらいで寝ている方もいたと思います。それでも体育館から多くの人達が出てきてお礼を言ってくれました。自分達はたった1日来て普段の仕事の延長ぐらいの事しかやっていないのに、たくさん感謝してもらいました。普段、何気なく作る料理ですが、ここに来て作らせてもらえる喜び、有難さを感じた1日でした。

● 印象に残った一言
 強く感じたのは人間の優しさであり、強さです。翌日、街を少し車で走りました。復興しているとは言いがたく、あの日の映像そのままの光景が多くありました。一階部分が何も無いビル、折れた太い電柱、傾き動いていない信号…。テレビから伝わる以上に、悲惨な光景を肌で感じました。

 印象に残った一言があります。「一緒に食べたかったけど、その分も私がたくさん食べよう」と笑顔で何気なく語った言葉です。  親、兄弟、身内、大切な人がこんな形でいなくなった時にこんな笑顔が出来るのだろうかと、餃子を焼きながら考えました。それでも強く生きていかないといけないんだと教えられ、感謝するのは自分でした。

 最後に、これからはいろいろな人、物に支えられている事を実感しながら、ラーメン、チャーハン、餃子を今以上に心を込めて作っていきます。このような機会を与えてくれた社長、お店に残って頑張ってくれたメンバーに感謝します。
 私は3月11日を忘れません。そしておじさんになるまで、後輩にこのことを伝えていきます。

 スーパーバイザー  児玉 一寿